竹村電気製作所の起電式土壌酸度計 DM-13です。
直接土に挿しておおよその土壌の酸性度 (pH4~pH7程度)の測定ができます。
本器は、一極に水素電位と同一起電力を得るような特殊合金(△)を、他の一極に亜鉛(Zn)を用い、これらの2極を組み合わせて土壌中の水素イオンによって起電し、指針を作動させる機能となっています。土壌測定用の計器です。電池などの電源は必要ありませんが、土中に水分がないと起電しないため計器は作動しません。潅水後の畑やプランターの土に直接差し込んで測定してください。
【測定の手順】
1.土壌に水分がないと測定できません。測定する土壌に潅水して肥料分等を土中に追いやり、暫くして水が土中によくしみ込んでから測定してください。土壌を手で握って軽く固まる位が丁度良い水分量です。測定後、土がセンサー部にべっとり着くようでは水分は多すぎます。
2.金属の電極部をナイロンたわし、研磨剤等でよく磨いてください。
3.土が電極部にしっかりと密着するように、土中に差し込んで下さい。金属の電極部が全部土中に埋まるまで挿してください。
4.挿入後、30秒程して指針が安定したら数値を読み取ります。
5.挿入時の手でかける圧力の違いによぅって数値が変わりますので、測定を5-6回繰り返して、その平均を求めてください。